どうも、まにまに(@manimani_blog)です。
私はほとんど怒ることがありません。
普通の人がどのくらい怒るのか知りませんが、私は数年に1回あるかどうかというレベルです。最後にいつ怒ったのかもあいまいですし、今後怒ることはほぼないと思います。
我慢が得意なわけではありませんが、そもそもイライラすることがほとんどありません。
人の感情というものは考え方に起因しているので、考え方を整理するだけでイライラしなくなります。
子供の頃は家族や友人などと喧嘩をしたりもしましたが、考え方を改めてからはほとんどのことが怒る必要のないことだと気づきました。
今回はイライラしないための考え方を全てお伝えします。無意味なことにイライラしないだけで間違いなく人生は変わります。
『怒る』ことについての事実
怒ることは悪くないが、良いものではない
私達は機械ではなく人間なので、喜怒哀楽があり、様々な感情を持つことは当たり前です。そのため、『私はイライラしがちで愚かだ』と自分を責めすぎる必要はありません。
しかし、日常的にイライラしやすく、怒りがちな人はストレスにより健康被害の可能性が上がったり、周りとの関係も悪化したりするため、怒ることは良いものとは言えません。
怒ると得られるメリット
怒ると何が得られるか考えてみましょう。
- 一時的なストレス発散
- 恐怖による一時的な優位状況
- 相手が悪く、自分は悪くないという逃避
怒ると生じる問題
- 冷静な判断ができない
- 怒れば解決すると勘違いし、問題の根本を解決できない
- 怒る人だと認識され、問題を隠されたり、遠慮されたりし、新たな問題につながる
- ストレスによる健康被害
怒らないと得られるメリット
- 問題解決の方法を冷静に考えられる
- 無駄な部分に無駄な時間を使わずに済む
- 話し合いを重視するため、良好な関係を築ける
- 健康被害が減る
- 人生が楽しくなる
怒っている人を見ても、楽しみや幸せは感じられないわね。
実体験から言うと、健康はよく分かりませんが、人生は間違いなく楽しくなっています♪
怒ってしまうよくあるパターン
過ぎたものに対して怒る
モノを壊された、ミスをした、などのように過去について怒る人がいます。
このような場合、非常に重要な事実があります。怒ったところで状況は変わらない、ということです。どれだけ頑張って怒っても、壊れたモノが直ったり、ミスがなかったことになったりはしません。
怒って元に戻るなら、めっちゃ頑張って怒ります!(笑)
再発防止について考えたり、壊れたモノの補償をして貰ったりするのは必要なことですが、いくら相手に感情をぶつけても意味がありません。
- 過去は変えられない
- 再発防止策を考える
- 必要ならば補償をしてもらう
- 感情をぶつけても解決しない
相手に期待して怒る
- 注意したのに直らない
- 言ったのにできない
- 普通だったらこうする
などと相手に期待して怒る人がいます。
まず一つ言えるのは、人によって能力差があります。そのため、自分自身がこうすればできると考えていても、相手には大変な場合もあるということです。
泳げない人に「なんで泳げないの!」と怒っているのと同じです。仮に鳥人間がいたとして、「なんで飛べないの!」と怒られても困りますよね(笑)
何度言っても直らないということは、その方法では直らないということです。それができない人だと割り切ったり、別のアプローチで改善できるか試みたりしましょう。
常に寝坊してくる人がいたとしても、怒る必要は全くなく、アプローチの方法を変えるだけです。能力が高い低いの話ではなく、人によってできることが違うだけなので、「こんなのもできないのはダメだ」と考えるのは的外れです。
怒らないための対処
目的外のことを気にしない
例えば、コンビニ店員が無愛想だと、イライラする人がいますが、そう思う必要が全くありません。
商品を買うのが目的なので、店員がどうこうはどうでもいいことです。髪型や服装を指摘する意味が分かりません。人間だろうが、機械だろうが、どうでもいいです。
もちろん、愛想が良かったり、イケメンor可愛いなど自分にとってプラスだったら、気にして気分がよくなればいいだけで、マイナス方向に影響させる理由は何もありません。
万が一、お釣りを投げつけられたなら、被害があるので怒ってもいいですが、無愛想というのは何の被害もありません。
物事をプラスマイナスで数値的に考える
怒るというマイナス感情は、マイナスの物事に対して行うべきだと考えます。
物事を数値的に考えると、普段の怒りの感情がいかにその場だけの愚かなものか気づくことができます。
例えば、コンビニで愛想の良い店員に接客されたら+50点なので少し幸せになります。愛想も良くて、なおかつ可愛い店員だったなら+80点なので先程より幸せになります。
では、愛想の良くないブスな店員だったらどうなりますか?
その店員さんには申し訳ありませんが、特に幸せにならないのでゼロ点です。しかし、重要なことはマイナスではないということです。つまり、怒ったりイライラする必要が全くありません。
怒りやすい人の多くは、+50点が当たり前みたいな考えになっているのかもしれませんが、プラスかマイナスかで判断すべきだと思います。
まとめ
怒ることについての理解
- 怒ることは人間だから仕方のないこと
- できるなら怒らないほうがメリット多い
- 怒るのは何も考えずに感情に任せているから
怒らないための対処法
- 目的が何かを意識する
- 物事をプラスマイナスで考える
- 過度に気にしすぎない
あとがき
怒る人の多くが、何も考えず反射的に怒ってしまっていることが多いと思います。そのため、みんな口を揃えてこんなことを言います。
- できるなら怒りたくない
- 相手のためを思って怒っている
- ついカッとなってしまった
- 自分も悪いと思う
怒る人の多くは、思考が足りていないだけなので、少し考えればほとんどのことは怒る必要がないものだと気づくと思います。
怒るのを我慢するのではなく、怒ることじゃないと思えるようになると、非常に充実した人生が送れるはずです。
私の考え方の根本になった本
“気づく”ことで人生が豊かになりました。多くの人に読んで欲しい一冊です。
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