人の感性というのは非常に面白いですね。
私はもともと理系で子供の頃は数学が好きだったのですが、人生というのは数字だけで表せないことが非常に多くて、それが逆に面白く感じています。
物事について主観的に考えるか、客観的に考えるかというのは重要だと思います。
それについて考え、少し面白いなと思ったので、記事にしてみます。
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主観と客観
例:子供の宿題
例えば、子供の頃に宿題が出ますよね。
子供からしたら(主観)、宿題はやりたくないですが、客観的に考えると知識や知能が上がるのでやった方がいいと言えます。
(※ただし、宿題が良い悪いの議論は置いておきます。今回は良いものとして下さい)
主観 | 宿題は面倒 |
---|---|
客観 | 知識や知能のためやるべき |
例:ダイエット
太り過ぎを医師に指摘され、ダイエットをすることになりました。
主観では、運動は大変なので気が進みませんが、客観的に考えるとダイエットをして健康的になったほうが病気のリスク面などからも良いと言えます。
主観 | 運動は面倒 |
---|---|
客観 | 健康のためにやるべき |
主観と客観どちらが正しいか
正しさというのは無茶な言い方ですが、数学的に損得で考えると、やはり客観的な意見の方が正解という場合が多いと思います。
主観でしか考えていない人は、視野が狭く、問題の大半を理解出来ていません。
頭に血が上りやすい人や、クレーマーなどは主観でしか物事を考えていないことが多いです。
- 主観は問題の全容を理解していないことが多い
- 客観は損得で考えるため、正解になりやすい
正しいことを実行できない不思議
ここが最近私の考えが改まった部分です。
『主観より客観が正しい』というのは、分かっている人も多いと思いますし、私も昔から主観だけに囚われないよう意識して物事を考えて来ていました。
しかし、
正しいと分かった上でも、それができるかどうかは別問題
ということを実感することが多くありました。
人間は正しいと分かっていても、それを実行できない
こういうのが非常に面白いなぁと感じます。
すべての人がそうではないですが、ほとんど多くの人はこれに当てはまると考えます。(勿論私もですw)
逆にこれを実行できる人というのは達観していて、マインドをコントロールできるので成功しやすい人だと思います。
ダイエットも貯金も様々なことがうまくこなせるタイプです。
主観は切り離せない
当たり前なのですが、客観性にばかり注目していると忘れてしまうことがあります。
客観的に考えて、正解が分かったとしても、実行するのは他でもない自分なのです。
宿題をするのは親でもなければ、運動するのも医師ではなく、自分です。
問題への向き合い方
- STEP1問題の全体を理解する
物事を客観的に捉え、メリット・デメリットを分析しましょう。
感情を持ち込むのは避けます。
- STEP2自分の正解を決める
問題全体を見て、どうしたいのか決定します。
- STEP3自分に最適な方法を考える
人間は決まっただけでは実行できないので、具体策を立てます。
問題の全体を理解する
客観的に物事を考えていない人は、まずは落ち着いて客観的に考えましょう。
物事の全貌を理解しないと、うまく行かないことがほとんどです。
勿論、人によって考え方が違うため、正解の選択肢も人によって変わると思います。
客観的な観点から考えれば、意見の違いはあるにしても、問題を把握し自分の中での正解を理解できます。
自分の正解を決める(最重要)
問題の全体を理解できたら、自分にとってどちらがいいかを決定します。
目の前のことだけでなく、全体について考えた結果です。
仮に「宿題をした方が良い」と自分で決めたとしましょう。
この段階で、「でも宿題は意味がない」などという逆の意見があるのならば、それはまだ選択できていない状態なので、自分の正解の選択肢を決めましょう。
「宿題をしない方が良い」という方が自分の正解かもしれません。
大事なのは、選択肢を決めるということです。
自分に最適な方法を考える
「宿題はした方が良い」と選択肢を決めたからと、終わってはいけません。
人間は正しいとわかっていても実行できないからです。
決めたあとは、自分に実行させる方法だけを考えます。答えは決まっているので、悩む意味はありません。
- 図書館に行って勉強する
- 学校で宿題を終わらせてから帰宅する
- 家族に見てもらいながらやる
- 友達と一緒にやる etc…
自分に合う方法を考えて探しましょう。
自分に向いている方法かどうかは、自分自身ならある程度は理解しているはずです。
まとめ
自分をコントロールできるのは自分。
やりたいことができないと思い込んでいる人は、思考が足りていないだけです。
うまくいかない場合の対処
3.の実行をしてうまくいかないことはあります。
”友達と一緒に宿題をやろうとしたら、いつも遊んでできない”
この場合に注意しないといけないことは、1.に戻らないことです。
できたかできないかで正解が変わることはありません。
やっぱり宿題より大事なものがあるよ、と思うのはその場しのぎの嘘です。冷静なときの判断しか信用できません。
では、どうするのか。2.に戻って方法を探しましょう。
友達とやるのは自分に合っていなかっただけなので、他の方法を考えてやります。
図書館に行くのか、家族に監視してもらうのか、自分で考えて可能性の高そうな方を試して、実行できるものを見つけるだけです。
主観性と客観性をうまく意識して、自分の理想へ進みましょう。
これが凡人の私の考え方です(笑)
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