私は過去にうつ病で仕事を続けるのが困難になり、会社を退職しました。(当時20代男)
うつ病になるのに長い年月はかからず、私は2週間程度で発症しましたが、そこから治るまでには2年もの期間が必要でした。
人によっては治るのにもっと長期間かかったり、完治が困難な人も多くいます。
このようにうつ病は一度発症してしまうと、回復するのが非常に大変なため、発症させないための事前の対策が重要です。
私自身がうつ病になったときの環境や状況をまとめることで、似た境遇の人が発症を回避する手助けになれば幸いです。
うつ病についての誤解
心の弱さの問題ではない
最近では、うつ病への理解が広まってきた感じはします。
しかし、未だに
- うつ病になるのは心が弱いから
- みんな我慢してるのだから
- うつ病は甘え
などという理解不足な人もいます。
なったことのない人が言っている戯言に何の根拠もありません(笑)
原因が無くなればすぐに治るものではない
100トンまでしか耐えられない橋に130トンの重さがかかったらどうなりますか?
もちろん壊れます。
壊れてしまったら、元に戻すのに莫大なお金や時間がかかります。
「明日から気をつけて、90トンに抑えればいい」という問題ではないのです。
これがうつ病。
100時間残業させて、うつ病になったから、「来月から残業を抑えます」では手遅れ…。
人も壊れます。
私がうつ病を発症するまでたった2週間ほど
うつ病の原因というのは、明確にわからないことがほとんどで、複数の要因が重なって起きていると思われます。
何かモヤモヤしたものを心に感じてから、1、2日仕事に行けずに休みました。
その後、仕事に行ってみましたが、そのまま2週間足らずで仕事に行くことは不可能に…。
少なくともその1ヶ月前くらいは比較的楽しく仕事にも行けていたのにです。
そして社会復帰まで約2年もの期間を費やしました。
うつ病になったときの状況
うまく思考ができないような感じになり、普通では考えられないようなことが起こります。
仕事中にやばくなったときは、動悸とともに視界がホワイトアウトしかけて、逃げるようにそのまま帰ったこともあります。
また当時(発症直後の数週間)の記憶が断片的になっている部分もあるため、脳がうまく機能していなかったのかもしれません。
まとめ:うつ病の発症・回復期間や状況
2週間という、私が過去に思っていた以上に短期間でもうつ病になることはあります。
そして、発症してしまうと治すのが難しく、私自身も非常に大変な思いをしました。
何をストレスに感じるかは人によって全く異なります。
何かおかしいと思ったら、早めに休んだり、自分自身を丁寧に見てあげられたらなと思います。
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