『未来のミライ』
監督:細田守
公開日:2018年7月20日
公式サイト:リンク
「未来のミライ」は、「時をかける少女」、「サマーウォーズ」、「バケモノの子」などの長編アニメーション映画を手がけてきた細田守監督作品です。
この映画について、見どころや楽しめるポイント、イマイチだったところなどを紹介したいと思います。
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「未来のミライ」ってどんな話?
小さな庭から時をこえる旅へ―
出典:スタジオ地図
それは過去から未来へつながる、家族と命の物語。
私の見た印象としては、イントロダクションの通り、「家族」と「命」について考えさせられる作品でした。
「未来のミライ」を楽しむポイント
間違った期待をしない
誤った期待をすると、せっかくの作品を楽しめないかもしれません。
「未来のミライ」は、『未来からやってきた妹”ミライちゃん”』というイントロダクションやタイトルからも分かるように、時空を超える系のストーリーです。
しかし、その印象を強く持ってしまうと、過去や未来を行き来して、大きなものに立ち向かう壮大なストーリーを期待してしまうかもしれませんが違います。
タイムトラベルなんて設定なんだから、おおーっと驚くようなことや感動して涙を流すようなことを期待したって何ら不思議はありませんし、当然のことだと思います。
しかし、この映画においてタイムトラベルはどうでもよく、おまけ程度に考えてください。
この映画でしか見られない素晴らしすぎるポイント
では、この映画で何を楽しめばいいのか?
それは・・・
主人公”くんちゃん”(4歳)の表現(仕草・言動)
です!
「は?」と思った方、待ってください(笑)
- 自分の子供を育てたことがある人
- 親戚の子供を見たことがある人
特に自分の子供を育てた人には、本当に一度は見てほしい作品だと思っています。
子供によくありがちなワガママや理解しがたい行動、細かい仕草など、非常にうまく表現されており、監督の追求やこだわりを感じました。
私自身は映画を通じて、子供の成長や仕事と子育ての両立などについて考えさせられました。
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「未来のミライ」のイマイチだったところ
子供を持つ親にはおすすめだが、子供には退屈かも?
私は非常に満足して見ることができましたが、映画館には子供連れの方も多かったように思いました。
しかし、子供視点で考えると、
- バトルなどのワクワクする展開はない
- あっと驚く場面なども少ない
- 一部、怖い感じの描写もある
などから、親子で行くのはおすすめ出来ないと思いました。
アニメ映画ですが、見て楽しめる年齢を考えると20代以降の大人だと感じます。
親子で見るなら
細田守監督作品の「サマーウォーズ」、「バケモノの子」などは万人受けすると思うので、親子で見るのも非常におすすめです!
そのような過去作の感じを期待して見ると、「未来のミライ」について期待はずれと感じてしまう人がいてもおかしくありません。
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後半の展開が少し退屈?
細かいエピソードごとに話が進む構成なのですが、メインストーリーに大きな展開がありません。
そこに期待をしないで、と言いましたが、もう少し工夫できたのではないかと感じる部分もあります。
まとめ
トータルで判断すると、楽しく見ることができ、素晴らしいアニメ映画だと感じました。
しかし、もう少し展開を工夫できたら良かったかもと思うところもありました。
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